山口縣護國神社崇敬会

山口縣護國神社には、幕末嘉永年間に黒船が来航して以来の国難、或いは戦役や戦争で、国家や郷土のために尊い命を捧げられた当県出身の方々の神霊を英霊と称え、お祀りしております。

今日のわが国の平和と繁栄は、こうした人々の尊い犠牲の上に築かれていることは、改めて申すまでありません。そうした神霊に報いる顕彰の気持ちを、私達は決して忘れることがあってはならないと考えるところです。

山口県出身の英霊を祀る山口縣護國神社が末永く護持され、英霊の尊い志を後世に伝えていくために、以下の趣旨にご賛同いただきたく存じます。

趣意書

山口縣護國神社は昭和14年に始まります「護國神社制度」に則って、一県全体の戦死者を祀る神社として、原則として各県に1社の建立が認められた指定護国神社です。山口縣護國神社はそうした指定護國神社として、昭和16年に県都山口市に建立されたのでした。

以来、幕末の攘夷戦あるいは倒幕戦・戊辰の役、西南の役、日清・日露戦争、支那事変(日中戦争)、大東亜戦争などにおける山口県出身の戦没者5万2千百余柱の神霊を祀って現在に至っています。

この間、昭和20年の敗戦により、神社は国家管理から離され、混沌たる世相の中、当護國神社の維持も困難を極めましたが、幸いにして維新発祥の県であるという誇り高い県民性の中、ご祭神に縁の深いご遺族や一般崇敬者のご奉賛により 祭祀も徐々に復興され盛大となり、現在の尊厳ある社殿と境内施設が整えられました。

しかしながら近年は、遺族の方々もその数が激減してきており、神社の将来を考えますと憂慮にたえないところです。

わが国は、戦後65年を経た今日、世界有数の経済大国として繁栄する一方で、65年間も対外戦争を行うことなく、一発の銃弾も外に向かって発射せずすませるという超平和国家を維持しておりますが、 その背後には祖国のため尊い命を捧げられた英霊の尊い遺戒と守護があることを決して忘れてはなりません。

今こそ、私どもは、祖国への誇りと民族の繁栄を祈って散華された英霊の心を再度思いだし、日本の将来について真剣に考える時と存じます。

そこで、県下はもとより広く一般の方々のご奉賛によって、悠遠なる英霊顕彰と神社維持のご協賛を目的として、このたび山口縣護國神社崇敬会の組織と活動を立ち上げることといたしました。

今後とも、当護國神社が悠遠に護持されることを念願し、本会の目的達成のために、年会費を納入する崇敬会員を募り、活動を活発にする所存です。

何卒、この趣旨をご理解いただき、心からなる御賛同を賜りますようお願い申し上げます。


特別会員 年会費 20,000円以上
企業会員 年会費 10,000円以上
 正会員 年会費  3,000円

ご入会された方のご待遇

山口縣護國神社青年会

青年会員を募集しています。

正会員 年会費 3,000円

上記の奉賛会・青年会へのご入会申し込み、及び御創建70年記念事業御寄附については、電話にてお受けいたします。

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